12トーン:ウォームトーン・クールトーン

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12トーンの歴史

12トーンの名称は季節名に由来しています。

それは調和のとれた色への理解が、19世紀の印象派画家の季節への理解に由来しているからです。

 
いくつかの変更が印象派の発展に貢献しました

ボックスイーゼルとチューブの発明、写真の発展、そして光の構成についての新しい科学的発見。

その結果、光そのものの描写と、時の中の一瞬の表現が生まれました。

 
これらの探求から、画家は春、夏、秋、冬の自然を描くのに必要な色を学びました。

夜明け、正午、午後、日没、夜。

晴れ、曇り、荒れた日、等々。

 
初期のパーソナルカラーアナリストはパーソナルカラーを春、夏、秋、冬の4つに分類するために、印象派の理論を大まかに適用しました。

 
今世紀初めに、芸術家でありマンセルカラーのマスターであるKathryn Kaliszは、4つの季節を、よりニュアンスのある明確で正確な12のトーンに拡大しました。

トゥルートーン

トゥルートーン(ウォームトーン・クールトーン)は原色に似ています。

トゥルートーンを混ぜ合わせニュートラルトーンを得ることができますが、トゥルートーンを得るためにニュートラルトーンを混ぜ合わせることはできません。

それはトゥルートーンがニュートラルトーンより重要であることを意味するのではなく、それらは単に色相においてより極端です。

 
光の温度(temperature)は私達に一日の時間と一年の時を教えてくれます。

太陽が空を横切って移動するにつれ、また地球が太陽の周りを移動するにつれ、光は黄色から青へそして再び黄色に戻ってきます。

この黄色から青へのシフトを見ることは私たち人間の視覚の重要な機能であるため、この黄色/青の間の色の調和/不調和に敏感であることは理にかなっています。

 
完全なウォームカラーとは、黄色のアンダートーンを持ち、青のアンダートーンを持たない色であり、それらはWarm SpringトーンまたはWarm Autumnトーンのいずれかに属します。

完全なクールカラとは、青のアンダートーンを持ち、黄のアンダートーンを持たない色であり、それらはCool SummerトーンまたはCool Winterトーンのいずれかに属します。

 
完全なウォームカラーに青のアンダートーンがないと言っても、ウォームカラーの青がないわけではありません。

それらはターコイズとティールに近い、黄のアンダートーンを持つ青です。

cool warm

逆に、クールカラーの黄色もあります。

クールカラーの黄色は、青のアンダートンのためにやや緑色がかっています。

cool warm

さて、ウォームカラーがWarm SpringかWarm Autumnに属し、クールカラーがCool Summer か Cool Winterのどちらかに属するとしたら、その違いは何でしょう?

違いは彩度、明度です。

 

まず、ウォームカラーに焦点を当てましょう。

ウォームカラーは、定義により、たくさんの黄色を含んでいます。

上のチャートを見ると、純粋な黄色(一番右側の黄色、最も高い彩度を持つ)は非常に明度も高いことがわかります。

黄色は明らかに本質的に明るい色です。

暗い黄色を純粋な黄色にすることはできません。

暗い黄色を作成するには、黄色に黒か濃い灰色か青を加える必要があります。

それは黄色の明度だけでなく、その彩度またはその色相も変えます。

 
純粋な青は暗い色です。

水色は純粋な青ではありません。

水色を作成するには、青に白か薄灰色か黄を加え、彩度や色相を変える必要があります。

その結果、ウォームカラー、つまり黄が多く含まれている色は、彩度が高くなると明るくなります。

黄色が暗くなる場合、彩度は低くならなければなりません。

 
完全なウォームカラーで、彩度の高いWarm Springは、必然的により明るい色をたくさん持っています。

完全なウォームカラーで、彩度の低いWarm Autumnは、必然的により暗い色をたくさん持っています。

完全なクールカラーで、彩度の高いCool Winterは、全体的に暗い色です。なぜなら、青は本質的に暗い色だからです。

完全なクールカラーで、彩度の低いCool Summerは、より明るい色を持っています。

ニュートラルトーン

ウォームカラーに黄色のアンダートーンがあり、クールカラーに青のアンダートーンがある場合、何が色をニュートラルにするのでしょう。

ニュートラルカラーは両方のアンダートーンを持っています。

 
黄色と青があり、それらを混ぜ合わせると、黄と青の両方を含む色になります。

それはニュートラルカラー(中間色)です。

あなたは、完全なクールカラーから完全なウォームカラーへの道のすべての色としてニュートラルカラーを考えることができます。

 
青のアンダトーンと黄色のアンダートーンを混ぜ合わせると、ニュートラルなアンダートーンを構成する色が作成されます。

Cool SummerとWarm Spring

Cool SummerのピンクとWarm Springのコーラルを混ぜてみましょう。

cool
warm

真ん中の色はニュートラルです。

ニュートラルとクールの間にあるものは、Light Summerトーンに属します。

ニュートラルとウォームの間にあるものはLight Springトーンに属します。

Cool SummerからLight Summer、Light Spring、そしてWarm Springと移るにつれて、色はクール、ニュートラル-クール、ニュートラル-ウォーム、ウォームへと変化します。

 
Cool Summerは彩度が低く、Warm Springは彩度が高いので、Warm Springへ移るにつれ、彩度が高くなっていきます。

ただし、色は両端で比較的明るく始まっているため、明度がそれほどシフトしません。

 
つまり、2つのTrue Toneを混ぜ合わせて2つのニュートラルトーンを作成する場合、2つのトーンの間で異なる次元は変化し、あまり異ならない次元はあまり変化しません。

Cool WinterとWarm Autumn

Cool winterとWarm Autumnの赤という別のペアを試してみましょう。

cool
warm

両方とも暗い色であるため、明度はあまり変化しません。

Cool SummerとWarm Autumn

cool
warm

両方で共通して持っている特性は、彩度の低さです。

よってCool Summer/Soft Summer/Soft Autumn/Warm Autumnへと移っていきます。

Cool WinterとWarm Spring

cool
warm

両方で共通して持っている特性が、彩度の高さです。

Cool Winter/Clear Winter/Clear Spring/Warm Spring

 
これらすべてをまとめた、12トーンサークルをもう一度見てみましょう。

True toneからニュートラルトーンへ、明るいトーンから暗いトーンへ、鮮やかなトーンからソフトなトーンへ、円をたどるにつれて再び元に戻る様子がはっきりとわかります。

注釈

 
実際、私たちは暗い黄色を黄色として知覚することはほとんどできず、それを金、オリーブ、カーキ、茶色と表現するかもしれません。

黄色、オレンジ、赤については、それぞれの暗い色やソフトな色は、それぞれ異なる色として認識されます。

これは、肌の色合いがこの領域の色空間にあることに関係していると考えられます。

青、緑、紫については、それぞれの暗い色やソフトな色は、別な色とは認識されません。

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Posted by colory